息子のそばでいつまでも

2016年9月息子は突然居なくなりました。気持ちを吐き出したく始めます 。現在はアメブロで書いてます

無気力

今日から旦那は仕事始め。

長いお休みが終わった。


年末年始、特にはお正月って事も無く普通の休みと同じ様に過ごした。


けれど、どこに居てもどこに行っても何故ここに息子が一緒に居ないの???

そればかり。


昨日も孫とお嫁さんと出掛けた先で食事をしたが、隣の席にお母さんと、息子さんであろう二人が来た。

楽しそうにメニューを見ている。

そんな二人を見ていたら羨ましくて羨ましくて。孫を抱っこして外へ出てしまった。


今日は朝からずっとベットの中。

何だか胸がドクドクして落ち着かない。

お嫁さんが、洗濯したり食器を洗ったりしているが私は何もする気が起こらない。

お嫁さんにごめんね。ありがとう。と言うのが精一杯。





孫を抱っこして私は周りをキョロキョロ見渡して居るとき、突然息子が向こうから現れた。孫は満面の笑み。私は大粒の涙が溢れた。

「どうしたの?どこ行ってたの?」

息子

「神様にお願いしてメチャクチャお願いして許してもらって戻してもらった。」

「ほんとに?本当に?ずっと一緒に居られるの?」

息子

「条件があって。俺と関わりのあった家族以外の人全員の記憶から俺の存在は消える事。そして5年しか戻れないって事。もともと俺の寿命は25だったんだって!だから後5年。5年後、また別れの辛い思いするけどそれでも良ければ戻れるけどどうする?」

「それでもいい。それでもいいから戻って来て。」

その後、息子には好きなことやらせたいなぁ。

時間が勿体無いから私は息子が寝る時間に働きに行こう!頑張って働いてそのお金で色んな事しよう!


そんな妄想を昨日してしまった。

妄想してる時は楽しかったのにふっと現実に戻って一気に無気力になってしまった。

百か日

今日は百か日。

本来なら百か日法要をやるのだろうが

私はやらない事にした。


お寺さんにお願いして、お坊さんに来てもらうのはやめた。

その代わり、お花を豪華に飾り、夜のご飯は息子が居なくなる日に食べたいと言っていたもの!

お嫁さん

「今日は何が食べたい?」

息子

「ハンバーグ」

お嫁さん

「焼く時間あるから帰って来る前に電話してね。」

息子

「まかせとけ!」

約束通りお嫁さんはハンバーグを作って待っていたのに、息子は帰って来なかった。


最後に食べたいと言っていたハンバーグを逝ってしまってから初めて作った。


喜んで食べてくれるかなぁ。


何で息子なの?

何で?これ現実?

やっぱり時々この感情に突然襲われて涙が止まらなくなる。今日もそう。


息子が確かに生きていた2016年は終わってしまった。

嫌だ。何もかも、息子が居ない未来へ進む。

耐えられるだろうか。

誕生日&ふくろう

今日は旦那の誕生日です。


昨年までは息子と3人で誕生日プレゼントを買いに行き、3人でやき肉を食べて、がき使を見て、年越しそばを食べて来年の抱負を言い合い楽しく過ごしていたのに、今年は息子が居ない。


息子の遺影を置いて

美味しいねと遺影に話しかけても返事はない。なんて寂しい年末なんだろう。


お嫁さんから誕生日プレゼントを貰って、旦那は喜んでいた。

息子と二人からならもっと嬉しかったのにね。


これって現実???


現実だよね!


あー苦しい。


年末に涙するなんて初めて。



夕方、ベランダに出たら物干し棹になんと!

ふくろうの仲間らしき鳥が!


息子の友人の親御さんが鳥獣店を経営されてる人が居るので聞いたら保護して年明けにセンターに連絡してくれとの事だったので保護した。


我が家は田舎では無いので野生のふくろうとは考えられないので誰かのお家から逃げ出したのかなぁ?


息子はペットショップでアルバイトしていて鳥が大好きだった。

息子がいたら絶対に保護して飼いたいと言っただろうなぁ。

これも息子からの何かのメッセージなのかなぁ?

何でも息子に繋げたがる。