法要を終えて
三十五日法要が無事終わった。
何をしていても何を見ていても涙が溢れる一日でした。
住職のお経を聞いても、御位牌を見ても、お線香の煙を見ても、御焼香しても涙、涙でした。
その後の食事会でも、皆に
もっと食べなきゃ!もう少し食べて!そんなの輝くん望んでないよ!と言われた。
私は、そうだろうか?と思う。
息子は凄く凄く寂しがり屋だった。それを表には出さなかったがそうだった。
だから、皆が輝を忘れた様に日々を過ごし、私が元気に笑っていたら
結局俺の存在はそんなもんか!
って上でも泣いて、上でも嫌気がさし、上でもまた同じ事をしてしまうんじゃないかと私は心配です。
法要が終わり、息子の魂も極楽浄土へ行ってしまった。苦しみも、悲しみもない穏やかな世界。本当か?
また色々考えて、涙する一日が始まった。
もう、36日目なのに私は相変わらず元気だ!
嫌気がさす。
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